呼吸器内科・アレルギー科・内科

いわさきJクリニック

鼻詰まり・鼻閉

どんな病気?

鼻詰まりは誰もが一度は経験したことがある病態だと思いますが、あれは鼻水が詰まって通りが悪くなっているわけではありません。多くはアレルギー性鼻炎が原因で起きますが、鼻の中の粘膜が炎症を起こし、血管が広がり腫れを起こします。腫れる事で空気の通り道が狭くなり、詰まったような感覚になります。
 また鼻詰まり・鼻閉をそのままにしておくと、口呼吸のくせがつき、感染しやすくなったり、頭痛の原因となったり睡眠時無呼吸症候群の原因となったりもします。
 さらに進行すると心不全など肺循環器系疾患にかかるリスクが高くなり、単に鼻だけの問題では済まなくなります。

どんな症状がでるの?

鼻詰まり・鼻閉がそのまま症状となりますので、出現はわかりやすいと思います。くしゃみ鼻水鼻詰まりとよく言いますが、アレルギーが原因の場合はこれらの症状が組み合わさり起きます。花粉症の場合はくしゃみ鼻水が多くみられ、通年生のアレルギー性鼻炎の場合は、鼻閉が強く出ることも多いようです。
 その他蓄膿症(副鼻腔炎)などが原因の場合は、痛みや異臭などを伴うこともあります。

どうやって診断するの?

鼻の粘膜を直接診ると診断になりますが、内科の場合はファイバーで直接診ることは少ないので、既往や現在の病歴などから診断を疑います。
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どうやって治すの?

原因によりますが、アレルギー性を疑う場合は抗アレルギー薬を中心に治療を開始します。抗アレルギー薬もさまざまなものがありますから、既往や病態によって使い分けて効果をみます。
 感染が原因で起きる鼻詰まりに対しては、原疾患治療可能であればそれを、風邪など原疾患そのものの治療が困難な場合は対症療法で対応します。

なにに注意したらいいの

症状を自覚したら放置しないことがもっとも重要です。上述の通り、単に鼻の通りがわるいというだけでなく、感染のリスク、免疫力の低下、睡眠の質の低下、脳循環器系疾患のリスクなど、その危険性は多岐にわたります。
 原因の検索と治療の継続によりそれらのリスクを減らすことができるので、なるべく早く医療機関を受診するようにしてください。

当院では・・・

既往、アレルギー歴、病歴などから原因疾患を推測し治療を開始します。副鼻腔炎などの感染がある場合や、睡眠時無呼吸症候群の合併を疑う場合はそれぞれの治療も重視して行います。
 内服後の症状の経過を細かく見ることで、改善・寛解を目指します。
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お問合せはTEL: 095-828-5556
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